CLAUDE.mdの書き方6つのコツ|テンプレート付きで解説

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Claude Codeを使っていて、こんな経験はありませんか?

一人称は”僕”で書いて」「ダッシュ記号は使わないで」。昨日伝えたルールを、今日はもうゼロから言い直している。せっかくAIを使っているのに、毎回同じ説明に時間を取られる。

実はこの問題、CLAUDE.mdというファイルを1つ置くだけで解決できます。しかも、このファイルは自分でゼロから書く必要がありません。Claude Codeに「僕のプロジェクトに合ったCLAUDE.mdを作って」とお願いすれば、作ってくれます。

ただし、1つだけ大事なことがあります。AIが作ったCLAUDE.mdの「良し悪し」を判断する力は、僕たち人間の側に必要です。

この記事では、CLAUDE.mdの書き方で押さえておきたい6つのコツを紹介します。このコツを知っておけば、Claude Codeが作ってくれたCLAUDE.mdを見て「これでOK」「ここは直そう」と判断できるようになります。

目次

この記事で出てくる用語

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技術的な言葉が出てきますが、全部かんたんに説明します。ここだけ読んでおけば、この先の内容がスムーズに理解できます。

CLAUDE.md(クロード・エムディー)
Claude Codeに渡す「仕事マニュアル」のことです。このファイルに書いたルールを、Claudeは毎回自動で読んでくれます。

Markdown(マークダウン)
テキストに「見出し」や「太字」などの飾りをつけるための書き方ルールです。メモ帳で書ける、シンプルなテキストファイルの一種です。CLAUDE.mdもMarkdownで書きます。

セッション
Claude Codeとの1回の会話のことです。画面を閉じて開き直すと、新しいセッションが始まります。前の会話の内容は引き継がれません。

プロジェクトルート
作業フォルダの一番上の階層です。たとえばブログ用のフォルダが D:\MyBlog\ なら、そこがプロジェクトルートです。ここにCLAUDE.mdを置きます。

/init(スラッシュ・イニット)
Claude Code内で使えるコマンドの1つです。これを入力すると、Claudeがプロジェクトの中身を分析して、CLAUDE.mdを自動で作ってくれます。

トークン
AIが文章を処理するときの「情報量の単位」です。CLAUDE.mdが長くなると、この情報量を圧迫して、AIの作業に使える余裕が減ってしまいます。

シェルコマンド
黒い画面(ターミナル)に文字を打ち込んで、パソコンのファイルを探したり、作ったり、動かしたりする操作のことです。マウスでフォルダを開く代わりに、文字だけで同じことをもっと素早くやる方法です。

CLAUDE.mdとは?Claude Codeに渡す仕事マニュアル

CLAUDE.mdは、Claude Codeに「うちのルールはこうだよ」と伝えるためのファイルです。プロジェクトフォルダの直下に置いておくだけで、Claudeが作業を始める前に毎回自動で読んでくれます。まずは、なぜこのファイルが必要なのかを見ていきましょう。

セッションが切れると記憶がリセットされる

Claude Codeには「セッション」という単位があります。画面を閉じて開き直すと、新しいセッションが始まり、前の会話の内容がすべてリセットされます。

これは、毎朝新しいアシスタントが出社してくるようなものです。能力はとても高い。でもプロジェクトのことは何も知らない。だから毎回「うちのルールはこうだよ」と説明し直す必要があります。

僕も最初はCLAUDE.mdなしで使っていました。「一人称は僕で」「です・ます調で」「ダッシュ記号は使わないで」。毎回同じことを言い直す日々が続いていて、正直「これなら自分で書いたほうが早い」と思っていました。

CLAUDE.mdを置くとどう変わるか

flowchart LR
    A["🔄 セッション開始"] --> B["❓ ルールを何も知らない"]
    B --> C["💬 毎回ゼロから説明"]
    
    style A fill:#f0f0f0,stroke:#666,color:#333
    style B fill:#fff3e0,stroke:#e6a23c,color:#333
    style C fill:#fde8e8,stroke:#d94a4a,color:#333

CLAUDE.mdを置くと、この「毎回説明し直す手間」がゼロになります。

flowchart LR
    A["🔄 セッション開始"] --> B["📖 CLAUDE.md 自動読込"]
    B --> C["✅ ルールに沿い作業開始"]
    
    style A fill:#f0f0f0,stroke:#666,color:#333
    style B fill:#e8f4fd,stroke:#4a90d9,color:#333
    style C fill:#e8f8e8,stroke:#4a9d4a,color:#333

仕組みはとてもシンプルです。Claude Codeはセッションを始めるたびに、プロジェクトフォルダにあるCLAUDE.mdを自動で読み込みます。つまり、新しいアシスタントが出勤前に「仕事マニュアル」を読んでくるイメージです。

実際にどのくらい効果があるのか。海外の開発者が4ヶ月間使った結果が公開されています。
※DEV Community, Dzianis Karviha氏の事例

  • 1週間のコード変更量が約2.3倍に増えた
  • 本番環境へのリリース回数が週21回→28回に増えた
  • テストコード(動作確認用のコード)の量が約4.7倍に増えた
  • 総合的な生産性が30〜40%向上した

もちろんこれはエンジニアの事例ですが、ブログ執筆や事務作業でも「毎回の説明がゼロになる」メリットは同じです。

ちなみに、Claude Codeには似た仕組みとして「MEMORY.md」もあります。

仕組み誰が書くか中身
CLAUDE.mdあなた自身ルール・指示・マニュアル
MEMORY.mdClaude自身学習したパターン・好み

CLAUDE.mdは「あなたが決めたルールを伝えるファイル

MEMORY.mdは「Claudeが自分でメモを取るファイル」です。

CLAUDE.mdの書き方 6つのコツ

ここからが本題です。CLAUDE.mdを書くとき(またはClaude Codeが作ってくれたものをチェックするとき)に押さえておきたい6つのコツを紹介します。

これらを知っておけば、CLAUDE.mdの良し悪しが判断できるようになります。

コツ1. 短く保つ

CLAUDE.mdの内容は、セッション開始時にClaude Codeの作業メモリに読み込まれます。マニュアルが長すぎると、その分だけAIの作業に使える余裕が減ってしまいます。

目安は50〜100行くらいです。

「200行以内」と公式ドキュメントにも書かれていますが、実際にはもっと短いほうが効果的です。

マニュアルが分厚すぎると、逆に大事なルールが埋もれて、Claudeが守ってくれなくなります。

判断基準はシンプルです。「このルールを消しても、Claudeが間違えないなら消す」

いらないルールは積極的に削除して、短く保ちましょう。

コツ2. Claudeが知らないことだけを書く

Claudeはもともと賢いAIなので、当たり前のことを書く必要はありません。

たとえば「きれいなコードを書いて」「読みやすい文章にして」といった指示は、書かなくてもClaudeは意識してくれます。

書くべきなのは、Claudeが推測できない、あなたのプロジェクトだけの情報です。

では、具体的にClaude Codeが知りたい情報とは何でしょうか?

もしあなたが「CLAUDE.mdを作って」とClaude Codeにお願いしたら、Claudeはこんなことを聞いてくるはずです。

Claudeが知りたいこと書く内容の例
このプロジェクトは何のためのもの?「AIを使った副業・効率化がテーマのブログ」
読者やユーザーは誰?「AIに興味はあるけど、プログラミング経験がない初心者」
文章のルールはある?「一人称は”僕”、です・ます調、ダッシュ記号は使わない」
やってはいけないことは?「本番環境への直接公開は禁止」「.envファイルを出力しない」
よく使うコマンドは?「文字数確認: python scripts/count-chars.py ファイル名」
フォルダの構成は?「content/ に記事、scripts/ に自動化スクリプト」

つまり、新しいアシスタントに「うちの仕事」を説明するときに伝えることが、そのままCLAUDE.mdに書くべき内容です。

コツ3. 最初から完璧を目指さない

CLAUDE.mdは、最初から全部のルールを書き込む必要はありません。

おすすめの使い方は、間違いが起きたときに追記する方法です。Claude Codeの出力を見て「これは違うな」と思ったら、そのルールをCLAUDE.mdに追加します。

公式ドキュメントでも、CLAUDE.mdに追記すべきタイミングとしてこの4つが挙げられています。

  • Claudeが同じミスを2回繰り返したとき
  • コードレビューでClaudeが知っておくべきことが見つかったとき
  • 前のセッションと同じ説明をチャットに入力したとき
  • 新しいチームメンバーに渡すべき情報があるとき

特に「同じ訂正を2回した」は最も強いシグナルです。

1回目は偶然かもしれませんが、2回目は確実にルールが足りていません。

失敗から学んだルール集として、少しずつ育てていく。この感覚がとても大切です。

コツ4. テスト方法を書いておく

これは意外と見落としがちですが、効果が大きいコツです。

Claude Codeがコードを書いたり記事を作ったりした後、「自分の作業をチェックするためのコマンドや方法」をCLAUDE.mdに書いておくと、出力の品質が格段に上がります。

たとえばブログ運営なら、こんな感じです。

## 作業後のチェック
- 記事完成後は python scripts/count-chars.py でWordPress文字数を確認する
- 「ダッシュ記号(──)」が本文に含まれていないかチェックする
- 見出しにメインキーワードが入っているか確認する

チェック項目を書いておくだけで、Claudeが自分で確認してくれるようになります。ビルドやテストのコマンドがある場合は、それをCLAUDE.mdの冒頭に書いておくのが定番のパターンです。

コツ5. 落とし穴やエラー対策を重点的に書く

CLAUDE.mdには「プロジェクトの概要説明」よりも、「AIが間違いやすいポイント」や「過去に起きたエラーの原因と対策」を重点的に書くのが効果的です。

いわば「落とし穴マップ」のようなものです。

## 過去のトラブルと対策
- WordPress下書き保存時、本文中のコードブロック内の見出しを
  タイトルとして拾ってしまうことがある → --title オプションで明示的に指定する
- 文字数カウントがWordPress管理画面と大幅にずれることがある
  → 必ず scripts/count-chars.py で計測する(Markdown記法は除外して計算)

プロジェクトの説明は最小限でいいので、「ここでハマった」「こうしたら直った」という具体的な記録を残しておきましょう。同じ失敗を2度繰り返さなくなります。

コツ6. 他のファイルの情報を読み込ませる

CLAUDE.mdが長くなってきたら、情報を別のファイルに分けて読み込ませることができます。

CLAUDE.md内で @ファイル名 と書くと、そのファイルの内容を自動で取り込んでくれます。

## 詳しいルール
- 執筆ルール: @docs/writing-rules.md
- Git運用: @docs/git-instructions.md

こうすると、CLAUDE.md本体はスリムに保ちながら、必要な情報はきちんとClaudeに伝えられます。

コーディングのスタイルガイドなど、すでに別のファイルに情報がある場合は、同じ内容をCLAUDE.mdに二重に書く必要はありません。@ で参照するだけでOKです。

すぐ使えるCLAUDE.mdテンプレート

6つのコツを踏まえて、すぐに使えるテンプレートを紹介します。コピーして、自分のプロジェクトに合わせてカスタマイズしてください。

ブログ・コンテンツ制作向けテンプレート

ブログやコンテンツ制作でClaude Codeを使っている方は、まずこのテンプレートから始めるのがおすすめです。

# プロジェクト概要
AIを活用した副業・効率化をテーマにしたブログ。
ターゲット読者: AIに興味があるが、プログラミング経験がない初心者

# 文体ルール
- 一人称: 「僕」を使う(「私」は使わない)
- 基本文体: です・ます調
- 1段落は5〜6行まで
- 専門用語は初出時に必ず説明する

# 禁止事項(IMPORTANT)
- ダッシュ記号(──、——)は使わない
- 「〜と言えるでしょう」等のあいまいな表現は使わない
- .envファイルの中身をチャットに出力しない

# フォルダ構成
content/        ← 記事データ
scripts/        ← 自動化スクリプト
.claude/        ← Claude Code用の設定

# 作業後のチェック
- python scripts/count-chars.py で文字数を確認する

ポイントは「禁止事項」に IMPORTANT と付けていることです。公式ドキュメントによると、この書き方をするとClaudeの遵守率が上がります。

Web開発向けテンプレート

今後Web開発やアプリ制作をするときは、下記のテンプレートが参考になります。エンジニア向けの内容ですが、Claude Codeに「このテンプレートをベースにCLAUDE.mdを作って」と渡せば、あなたのプロジェクトに合わせて調整してくれます。

# プロジェクト概要
Next.js + TypeScript を使ったWebアプリケーション

# コマンド
- 開発サーバー起動: npm run dev
- テスト: npm test
- ビルド: npm run build

# コーディング規約
- コンポーネントはnamed exportを使う
- Boolean変数にはis/has/can接頭辞を付ける

# セキュリティ(IMPORTANT)
- 環境変数は .env.local を参照する。コードに直接書かない
- 本番環境への直接デプロイは禁止(staging経由のみ)

CLAUDE.mdの注意点

CLAUDE.mdを使ううえで、知っておくと役立つ注意点を2つ紹介します。

CLAUDE.mdに書いた指示は「お願い」

CLAUDE.mdに書いたルールは、Claudeが「守ろうとする」ものですが、100%守られる保証はありません。人間のアシスタントと同じで、うっかり見落とすこともあります。

絶対に守ってほしいこと」がある場合は、Hooks(フック)という別の仕組みを使います。Hooksは、特定の操作の前後にシェルコマンドを自動実行する仕組みで、こちらは確実に実行されます。

仕組み確実さ向いている用途
CLAUDE.md守ろうとするコーディングスタイル、文体ルール、プロジェクトの知識
Hooks必ず実行されるファイル削除のブロック、保存時の自動テスト

最初はCLAUDE.mdだけで十分です。使っていく中で「これは絶対に守らせたい」と感じたルールが出てきたら、そのときにHooksを検討しましょう。

/initコマンドで自動生成できる

先ほどもお伝えしましたが、CLAUDE.mdはゼロから書く必要はありません。Claude Codeで /init と入力するだけで、プロジェクトの中身を分析して自動生成してくれます。

すでにCLAUDE.mdがある場合は、上書きではなく改善の提案をしてくれるので安心です。

おすすめの流れはこうです。

  1. Claude Codeで /init を実行する
  2. 自動生成されたCLAUDE.mdを確認する
  3. この記事の6つのコツで見直す(短いか?知らないことだけ書いてあるか?)
  4. 使いながら、間違いが起きたら追記する

最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。

まとめ

CLAUDE.mdの書き方のポイントをおさらいします。

  • CLAUDE.mdは、Claude Codeに渡す「仕事マニュアル」。プロジェクトフォルダに置くだけで毎回自動で読み込まれる
  • 自分でゼロから書く必要はない/init で自動生成して、6つのコツで見直せばOK
  • 6つのコツ: 短く保つ、知らないことだけ書く、完璧を目指さない、テスト方法を書く、落とし穴を記録する、長くなったら分割する
  • 使いながら育てる。同じ訂正を2回したら、それがCLAUDE.mdに追記するサイン

最初の一歩は、Claude Codeを開いて /init と入力するだけです。自動生成されたCLAUDE.mdを、この記事の6つのコツで見直してみてください。

毎回同じ説明を繰り返すストレスが消えて、AIとの作業がもっとスムーズになるはずです。


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